21日、貴州省織金県の工房で砂陶製品を作る職人。(畢節=新華社配信/王純亮)
【新華社畢節4月23日】中国貴州省畢節(ひっせつ)市織金(しききん)県の陶芸品「織金砂陶」の制作技法は2007年、貴州省級無形文化遺産リストに登録された。同県の「織金砂陶」職人はここ数年、消費市場に狙いを定め、伝統的な土鍋や深鍋、平鍋など生産に注力すると共に、絶えず革新と改良を重ね、製品を市場に投入してきた。同県では現在、砂陶製品の年間平均販売量が30万点以上となっており、無形文化遺産の技法が新たな活力を吹き込むとともに、地方経済社会の発展を効果的に後押ししている。