3月24日、射芸の授業で矢を射る長沙師範学院の学生。(長沙=新華社記者/薛宇舸)
【新華社長沙4月6日】中国湖南省長沙市の長沙師範学院は2017年に「射芸」科目を開設し、現在までに同科目を履修した学生は1500人以上に上る。「射芸」の授業内容には、主に文射、武射、陣射と投壺(とうこ)などが含まれる。「文射」は礼儀や姿勢を重視し、「武射」はより速く正確に矢を射る訓練を中心とする。「陣射」は隊列を組んで行う弓術を指す。「投壺」は古代の宴席で行われた一種の射的ゲームで、儀礼的な意味合いも持つ。矢を壺に向かって投げ入れ、より多く命中した方が勝ちとなる。1年間の学習を通じて、学生は礼儀作法や基本的な動きを身に付けることができる。