モンゴルキュレ県の天馬旅游文化園で、雪原を疾走する馬の群れ。(2020年12月20日撮影、昭蘇=新華社記者/丁磊)、
【新華社ウルムチ1月4日】本格的な冬を迎えた中国新疆ウイグル自治区イリカザフ自治州のモンゴルキュレ(昭蘇)県は、良質な氷雪資源を頼りに、競馬や同地の民間伝統競技「姑娘追」など多彩なイベントを催すことで、多くの観光客を引きつけている。伊犁河谷の北西部に位置し、広大な草原を擁する同県は、「天馬の里」と呼ばれ、県内ではさまざまな品種の馬12万匹が飼育されている。同県は近年、雪資源と馬を活用して、特色ある冬季観光ブランドを構築。観光の新業態を発展させることで、現地の農牧民の増収を後押ししている。