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竜泉青磁、窯入れに大忙し 浙江省竜泉市
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2021-01-02 15:14:02 | 新華社 | 編集: 张一

2020年12月25日、窯の中で匣鉢の置き場所を話し合う周明平さんと焼成職人の周鶴年(しゅう・かくねん)さん。(竜泉=新華社記者/韓伝号)

【新華社竜泉1月2日】中国浙江省竜泉市宝渓郷の渓頭村にある陳家窯ではこの数日、竜泉青磁の職人、周明平(しゅう・めいへい)さん(44)と妻の周慶紅(しゅう・けいこう)さんが窯入れ作業に追われている。周さん夫妻が素地を匣鉢(こうばち)と呼ばれる耐火粘土製の容器に入れると、焼成職人が竜窯と呼ばれる登り窯に投入し焼成する。

周明平さんは竜泉青瓷伝統竜窯焼成技法研究会の理事の1人。「伝統的な竜窯の焼成周期は長い。一つの窯の磁器を焼き上げるのに半年の準備が必要になる」と語る。大小千点を超える素地を匣鉢に入れるのはかなりの重労働で、周さんは今回の窯入れ作業に6日間を見込んでいる。窯入れ後は薪で2昼夜にわたり焼成し、冷却する。

  渓頭村には完全な状態で保存された古竜窯が7基あり、竜泉青磁の伝承と発展を見守ってきた。

  竜泉青磁焼成技法は、2006年に中国の第1次国家級無形文化遺産、2009年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にそれぞれ登録された。

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竜泉青磁、窯入れに大忙し 浙江省竜泉市

新華網日本語 2021-01-02 15:14:02

2020年12月25日、窯の中で匣鉢の置き場所を話し合う周明平さんと焼成職人の周鶴年(しゅう・かくねん)さん。(竜泉=新華社記者/韓伝号)

【新華社竜泉1月2日】中国浙江省竜泉市宝渓郷の渓頭村にある陳家窯ではこの数日、竜泉青磁の職人、周明平(しゅう・めいへい)さん(44)と妻の周慶紅(しゅう・けいこう)さんが窯入れ作業に追われている。周さん夫妻が素地を匣鉢(こうばち)と呼ばれる耐火粘土製の容器に入れると、焼成職人が竜窯と呼ばれる登り窯に投入し焼成する。

周明平さんは竜泉青瓷伝統竜窯焼成技法研究会の理事の1人。「伝統的な竜窯の焼成周期は長い。一つの窯の磁器を焼き上げるのに半年の準備が必要になる」と語る。大小千点を超える素地を匣鉢に入れるのはかなりの重労働で、周さんは今回の窯入れ作業に6日間を見込んでいる。窯入れ後は薪で2昼夜にわたり焼成し、冷却する。

  渓頭村には完全な状態で保存された古竜窯が7基あり、竜泉青磁の伝承と発展を見守ってきた。

  竜泉青磁焼成技法は、2006年に中国の第1次国家級無形文化遺産、2009年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にそれぞれ登録された。

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