15日、円明園の澹泊寧静遺跡で発掘作業に当たる考古学関係者。(北京=新華社記者/羅暁光)
【新華社北京12月17日】中国北京市にある清代の離宮「円明園」の澹泊寧静(たんぱくねいせい)遺跡でこのほど、考古学調査が実施され、主要建築「田字房」と皇室水田の遺構が見つかった。円明園管理処が15日明らかにした。
調査は、同管理処が北京市文物研究所、北京大学考古文博学院と合同で実施した。遺跡は同園西北部に位置し「円明園四十景」の一つに数えられる。造営は清の雍正5(1727)年で、史料によると、主要建築は「田」字型の宮殿で「田字房」と呼ばれた。