【新華社北京12月16日】中国旅游研究院はこのほど、北京で開かれた観光関連フォーラムで、国内旅行者数が今後5年で年平均延べ100億人規模となり、消費額は10兆元(1元=約16円)に達するとする報告書を発表した。
中国の国内旅行者数は2019年に延べ60億人の大台を突破。インバウンド観光客も1億4500万人を超え、年間観光収入は6兆6300億元に上った。
報告書は、国内観光市場の中国経済と雇用への寄与率が今後5年間で10%以上を維持するとの見通しも示した。
フォーラムに出席した文化・観光部の胡和平(こ・わへい)部長は、大衆観光(マスツーリズム)とスマート観光を発展させ、文化と観光の融合発展を促進するとともに、市場規制を強化する必要があると強調した。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。