【新華社ハルビン8月3日】中国黒竜江省ハルビン市の太平国際空港はこのほど、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ発着数が前年同期の9割程度まで回復したと明らかにした。ここ数日の発着数は1日平均380便前後に達している。
同空港によると、このところの旅行需要の高まりで、上海や広州などからの到着便の搭乗率は約8割となっている。同空港の乗降客数は7月25日に5万800人を記録し、新型コロナの影響で停滞した企業活動が再開されて以降、1日の乗降客数が初めて5万人を超えた。
同空港は企業活動の再開を効果的に後押しするため、北京線や杭州線などを次々と再開。上海線や揚州線などで便数を増やした。中国南方航空黒竜江支社のデータによると、同支社の7月の輸送力は前月に比べ2割以上向上している。
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