26日、斗南花卉取引市場で切り花を整理する業者。(昆明=新華社記者/江文耀)
【新華社昆明2月28日】アジア最大の切り花取引市場である中国雲南省の昆明斗南花卉(かき)取引市場はこのほど、切り花の対面取引が再開した。買い手は市場で切り花の現物をチェックし、売り手と対面で価格交渉し、その場で取引を完了できる。
同市場の主な取引形式は、対面取引と電子オークション(競り)の2種。対面取引は「現場、現物、現価」が特徴で、市場全体の取引量に占める割合が高い。10日、市場は切り花の電子オークションを再開した。
昆明斗南花卉取引市場は中国花卉の「市場の風向計」「価格バロメーター」とされ、切り花はここから、中国各地や日本、タイ、ベトナムなど50以上の国と地域に販売されている。