スリランカ南部高速道路の延伸区間。(2019年11月12日撮影、小型無人機から、コロンボ=新華社配信)
【新華社コロンボ2月27日】中国企業が建設を請け負ったスリランカ南部高速道路の延伸区間の開通式が23日、同国南部のパラトゥワで行われた。式典には同国のゴタバヤ・ラジャパクサ大統領やマヒンダ・ラジャパクサ首相、中国の程学源(てい・がくげん)駐スリランカ大使らが出席した。
マヒンダ氏は式典で、延伸区間によりコロンボとハンバントタ港が結ばれたことで、今後は世界各地からハンバントタ港に送られる貨物の首都コロンボへの円滑な輸送が可能になると表明。「一帯一路」建設におけるスリランカの地位向上にも役立つと述べた。
今回開通した区間は全長96キロ。「21世紀海上シルクロード」での中国とスリランカの共同建設を代表するプロジェクトの一つであり、首都コロンボや観光都市ゴール、ハンバントタ、マータラの主要4都市をつなぐとともに、コロンボ港、ハンバントタ港、ハンバントタ空港、コロンボ国際空港の相互接続を実現した。