【新華社武漢2月1日】中国湖北省武漢市の周先旺(しゅう・せんおう)市長は1月31日、同省で開かれた新型コロナウイルスによる肺炎の感染予防・抑制活動に関する定例記者会見で、31日午前0時現在、同市で確認された患者が累計2639人で、うち103人が回復し、退院したと発表した。
31日午後5時ごろ、武漢市金銀潭医院で15~64歳の同肺炎患者20人がそろって退院した。同肺炎の発生以降、一度に退院する人数としては最も多く、同医院でこれまでに回復して退院した患者数は累計72人となった。
武漢市では6万人以上の医療スタッフが最前線で治療に当たっている。中国各地から来た42の医療チームが同市の感染予防・抑制活動を支援しており、うち医療スタッフは累計4599人となっている。
31日午前0時現在、湖北省では累計116人の同肺炎患者が回復し、退院している。
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