10日、国家スキージャンプセンター「雪如意」。(小型無人機から、崇礼=新華社記者/楊世尭)
【新華社崇礼12月20日】記者はこのほど、中国河北省張家口市崇礼区にある2022年北京冬季五輪・パラリンピックの競技エリアを訪れ、国家スキージャンプセンター「雪如意」や張家口選手村、競技関連施設が集まる「太子城氷雪小鎮」と雲頂スキー公園競技場を見学した。
国家スキージャンプセンターは崇礼区の競技エリアで最も施工量が多く、技術難度が最も高い競技場の一つ。標高差が160メートル以上あり、外観がかつて中国の宮廷で吉祥の象徴として用いられた器物「如意」に似ていることから「雪如意」と名付けられた。
「太子城氷雪小鎮」は敷地総面積が2・89平方キロで、建築総面積は120万平方メートルに達し、2020年9月30日から運営テストが実施される。そのすぐ隣にある張家口選手村の本体工事は来年10月に終わり、正式に引き渡される予定。
雲頂スキー公園競技場は今年10月に冬季五輪・パラリンピックの競技コース6本の建設が完了し、2019~2020年の競技シーズンに相次いで開放される。