19日、北京で行われた講演イベントで発言する隈研吾氏。(北京=新華社記者/葛培媛)
隈氏は竹、瓦、木などさまざまな材料を主体とした自身の建築作品を例に挙げながら「20世紀の建築は大体コンクリートや鉄で作られ、材料が限られている。もう一度伝統的な材料を取り戻すことで、建築を新しい世界に持っていきたい」と語った。また建築をミクロの視点でとらえ、積み木の構造から発想を得て、「積む」ことより「編む」の手法を重視すべきだと提案した。