22日、氷を砕いて進む「雪竜2号」。(雪竜2号=新華社記者/劉詩平)
【新華社雪竜2号11月25日】中国の極地調査砕氷船「雪竜2号」は北京時間23日午前1時半、南極の中山基地付近で航路の砕氷作業を終えた。「連続砕氷」と「ラミング(チャージング)砕氷」の2パターンを使い分けながら、氷上で荷降ろし作業を行う「雪竜号」のために、約14カイリに及ぶ「氷上の航路」を切り開いた。
「雪竜号」は「氷上の航路」に沿って、より中山基地に近い荷降ろし予定地点に到着。氷上を行く雪上車輸送と空中からのヘリコプターつり下げ輸送などにより、南極での氷上合同大規模荷降ろし作業を行った。