2月24日、ニュージーランドの南島ダニーデン郊外のタイアロア岬にあるアホウドリの営巣地で、たわむれる3羽のアホウドリ一家。(ダニーデン=新華社記者/郭磊)
【新華社ダニーデン3月2日】アホウドリの亜種は世界に22種類存在する。ニュージーランド南島に生息するアホウドリは「キタシロアホウドリ」(Northern Royal Albatross)と呼ばれる亜種の一種。海洋汚染や水産資源の減少、人間の活動などにより、世界中のアホウドリは絶滅の危機に瀕している。
ニュージーランドの南島ダニーデン郊外(オタゴ半島)のタイアロア岬にあるアホウドリの営巣地では、1920年に最初のアホウドリのつがいがここで産卵してから100年近くにわたり、毎年100羽ほど(40組余り)がここへ戻ってきて産卵し、ひなを育ててきた。アホウドリの数は極めてゆっくり増加しているという。