22日、水揚げしたシラモを選別する南日島の漁民。(莆田=新華社記者/張国俊)
【新華社莆田2月26日】中国福建省莆田(ほでん)市の南日島(なんにちとう)は近年、豊かな海洋資源を背景に、漁民が海水養殖業に参入するよう導いている。現在では、南日島海域で7万500ムー(約4700ヘクタール)の浅瀬・干潟の開発利用が進み、アワビ、コンブ、シラモ、ノリなど20種類余りの海産物が養殖されている。2018年、南日島の海水養殖生産量は17万9千トン、総生産額は32億5400万元(1元=約16円)に達し、前年比6・2%の伸びを記録した。