11日、ニューヨークの国連本部で行われた第73回国連総会第1委員会の一般討論に出席した傅聡氏(2列目中央)。(国連=新華社記者/李木子)
【新華社国連10月15日】米ニューヨークの国連本部で11日に行われた第73回国連総会第1委員会の一般討論に出席した中国代表団団長、外交部軍控司の傅聡(ふ・そう)司長は、国際社会が手を携え多国間主義を守り、国際安全保障への挑戦に対応すべきだと呼びかけた。
国連総会第1委員会は、主に軍縮や国際安全保障に関する事柄を扱う。傅氏は発言の中で、世界は現在、大発展と大変革、大調整の時代を迎えていると表明。戦争ではなく平和を、対抗ではなく協力を求めることが国際社会の共通の願いだと指摘した。また、冷戦思考や強権政治はますます時代遅れとなり、一国主義と保護主義は八方ふさがりになるだけだと述べ、各国社会が手を携えてルールに基づく国際秩序を守る必要性を訴えた。
傅氏は、中国が多国間主義の道を堅持し、既存の軍縮メカニズムを堅く守り、グローバルな安全保障ガバナンスを積極的に推進していくと強調した。
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