【新華社台北10月9日】パイナップルケーキ、タピオカミルクティー、胡椒餅(こしょうもち)…ついつい手が伸びる台湾のB級グルメ100種類以上が、漫画家の巧みな構成により、かわいらしくお茶目な漫画キャラクターに変身した。
第2回台湾漫画フェスティバルは5日、台北で開幕した。
「ファンタジックな視覚の楽しみ」をテーマに漫画の視点から台湾グルメ文化を紹介する。「美食神獣録(グルメ神獣録)」と「美食萌星絵(グルメ萌えキャラ)」のイラスト展を開催し、100人以上の台湾の漫画家を招いて互いに競わせ、さまざまなグルメを「宣伝」する。
主催する台北市漫画従業人員職業工会の頼有賢(らい・ゆうけん)理事長によると、今回招いた漫画家たちは50×110センチメートルの大型画仙紙巻物の創作に挑戦することでコンピューターによる「やり直し、レイヤー、特殊効果」のない手書き方式へと回帰し、各人の実力とオリジナリティーを発揮できるようになるという。
同フェスティバルでは中国の大陸や香港、マカオ、マレーシア、シンガポールなどから来た漫画家による共同のテーマ創作も行われ、大陸からの漫画家21人が作品を出展した。
同フェスティバルは14日までの期間中、漫画フォーラム、有名漫画家による現地でのイラスト作成、技法講義などのイベントを開催する。(記者/郭圻)
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事