【新華社南昌8月20日】中国江西省はこのほど、「省属国有企業の質の高い発展行動計画」を通達し、資本管理を中心とした国有資産管理システムを早期に構築し、混合所有制改革を全面的に推進し、戦略投資家を積極的に誘致し、省属国有企業の混合所有制改革率を2020年末までに80%以上にし、省属国有企業の活力や統治力、影響力、グローバル競争力を一段と高める方針を明らかにした。
これによると、江西省は、混合所有制改革と戦略的再編の積極的な推進の過程では、本業を重点とし、事業の展開や撤退を整然と進め、市場化の原則に基づき戦略的再編を行う。本業の実績が良く、競争力が強く、発展の見通しが明るい優秀な企業の混合所有制改革と上場を推進し、省属国有企業の証券化率を70%以上にする計画だ。
江西省はさらに、国有資産管理システムを整え、「放管服」(行政のスリム化と権限委譲、管理能力の強化、サービスの最適化)改革を全面的に強化し、規制の方式や重点、手段の中心をこれまでの企業管理から資本管理へ、事前管理から事中・事後管理へ、直接管理から間接授権管理へと切り替え、企業の活力を大いに引き出す。経営性国有資産(企業国有資産)の集中的・統一的な監督管理を推進し、国有資産への監督管理の専門化、法治化、規範化を推進し、国有資産の流失を効果的に防ぎ、国有資産の価値保全を確保する。
江西省はこのほか、伝統産業の改造や高度化を引き続き推進し、新旧原動力の転換を速め、新興産業を育成し、国有資本の配置を最適化、80%以上の省属国有資産を有力産業、新興産業、現代サービス業、軍民融合産業、インフラ整備、民生保障などの分野に集中させ、合理的な分布と科学的な構造、鮮明な特徴、協調的な発展を実現する現代的な省属国有経済システムを構築する計画だ。
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