【新華社西寧7月18日】中国青海省経済・情報化委員会によると、今年上半期、青海全省の累計発電量は前年同期比23・55%増の357億3200万キロワット時となった。
その内、水力発電量は39・02%増の202億9300万キロワット時、火力発電は10・89%減の70億8800万キロワット時、太陽光発電は17・15%増の64億7800万キロワット時、風力発電は123・14%増の18億7300万キロワット時だった。
同委員会電力処の関連責任者によると、今年5月以来、黄河の上流地域は降水量が十分で水力発電量が大幅に増加した。同時に、青海省はエネルギー構造の転換に取り組み、クリーンエネルギー発電を優先したため、火力発電がやや減少した一方、太陽光発電が持続的に上昇に転じ、発電量は安定的に増加した。
このほか、同省の今年上半期の全社会電力消費量は9・52%増の361億6700万キロワット時だった。その内、第一次産業は18・67%増の4600万キロワット時、第二次産業は9・23%増の325億700万キロワット時、第三次産業は11・15%増の20億5900万キロワット時、都市・農村部住民の生活用電力消費量は13・32%増の15億5500万キロワット時だった。
同省は長江、黄河と瀾滄江(らんそうこう)の源流地であり、水力資源が豊かで、太陽光エネルギーにも恵まれている。近年、青海は電源分布の合理化を図り、クリーンエネルギーの持続可能な発展を推進。現在、水力、風力、太陽光などクリーンエネルギー発電の割合は85%以上を占めている。
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