【新華社北京7月16日】中国江蘇省昆山市はこのほど、台湾地区の人材により快適な発展環境を提供し、昆山市と台湾地区との質の高い融合発展を推進するため、「昆山市イノベーション・創業人材計画台湾特別計画実施意見」(台湾人材特別計画)を発表した。経済参考報が伝えた。
担当者の説明によると、昆山市で企業を登録設立したまたは昆山市の企業が呼び寄せた台湾地区の人材はいずれも、市の「台湾人材特別計画」を申請できる。入選者は最高300万元(1元=約17円)のプロジェクト助成金と最高100万元の移住手当を取得でき、雇用先の企業は最高50万元の人材誘致奨励金を受給できる。人材企業に対しては差別化リスク補償制度を実施し、最高500万元のリスク補償額を与える。「人材貸付制度」を通して人材向けに最高100万元の信用貸付を提供し、「台湾人材特別計画」に入選した企業に対しては100万元の利子補給と最高50万元の科学技術保険手当を与える。
昆山台湾企業協会の宗緒恵会長は、「台湾人材特別計画」は台湾人材の昆山でのイノベーションと創業の為に新しい資源を提供し、台湾のハイエンドのイノベーション・創業人材の急速な集積を推進するだけでなく、将来の人材誘致、創業インキュベーション、技術移転などにも良好な土台を築くものだと高く評価した。
昆山台湾企業協会青年会の陳語歓会長は、「台湾人材特別計画」の影響は非常に大きく、台湾の若者や専門人材、技術人材などにとっては特に魅力的だとし、「台湾の若者は昆山市でより大きな発展の余地とチャンスを得られると信じている」と述べた。
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