【新華社バレッタ7月15日】中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は14日、マルタ政府との間で、同社の第5世代移動通信システム技術(5G)を用いマルタのスマート都市建設を支援する協力覚書に調印した。
ファーウェイ・イタリア法人の責任者、繆暁陽氏は調印式で、5G技術は大容量でより多くのアクセスを可能にし、スマート都市やスマート社会、スマート産業の構築で基礎となるデジタル技術を提供したと述べ、「覚書の調印により、ファーウェイによるマルタのスマート都市建設支援が正式に開始した」と語った。
マルタ財政サービス・デジタル経済・技術革新国務事務局長のシルビオ・シェンブリ氏は、覚書の調印により、ファーウェイは同国の公共安全、動画解析、データ処理、情報通信技術システムなどでの課題解決に重点的に取り組むことになると述べ、また、ファーウェイがマルタの学生に2週間の情報通信技術教育を実施することを明らかにした。
シェンブリ氏は、ファーウェイが同国で「最先端5G技術」試験運用を行うことを歓迎すると述べ「覚書により、ファーウェイはマルタで専門知識と最新技術をシェアし、技術の向上を推進することになる。覚書はさらに投資家と通信事業者を呼び込む効果がある」と語った。
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