2015年6月20日、四川省アバ・チベット族チャン族自治州若爾蓋県求吉郷で、「度炯節」の儀式の一環として薬草の汁に浸した松の枝を振る僧侶。村人の背中に「恵みの露」をまき、病を払い除け心身を浄化させる。(新華社記者/王迪)
2018年アバ「端午祭」の一連の行事には、小金県の「四姑娘山朝山会」、茂県の「瓦爾俄足節」、若爾蓋県の「度炯節」がある。朝山会(巡礼)は17日~18日に小金県四姑娘山鎮で行われ、朝山会の儀式に合わせて転山や演奏会、農産物の展示などの行事も開催する。「瓦爾俄足」はチャン族の言葉で旧暦5月5日を意味し、「瓦爾俄足節」は6月18日に茂県中国古羌城で開催される。祭祀舞踊やキャンプファイヤーをはじめ、チャン族の刺繍や笛、民族衣装などさまざまな文化関連の展示を行う。「度炯」はチベット語で、毒を取り除き心身を浄化して健康を導く意味がある。「度炯節」は6月17日に若爾蓋県求吉郷で開催し、草薬の採集、祈祷、煨桑(松の枝などを燃やした煙で天地を祭る儀式)、薬草湯の散水などを行う。(記者/王迪)
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