【新華社北京11月23日】中国鉄路総公司は22日、中国鉄道カスタマーサービスセンター「12306」サイトで、11月23日からモバイル決済サービスの「WeChat Pay(微信支付)」の試験運用を開始することを明らかにした。これは、インターネットでの食事予約、他地域での乗車券販売手数料の廃止、高速鉄道の「乗り換え接続プラン」提示、「座席指定」機能に続き、中国の鉄道部門が実施する新たなサービス措置となる。
中国鉄路総公司の関連部門責任者によると、「WeChat Pay」アカウントを所有する旅客は、「12306」サイトやモバイル端末で乗車券を購入する際、決済画面で「WeChat Pay」を選択して決済できる。また、全国の各主要都市の駅窓口や自動券売機でも、徐々に「WeChat Pay」による決済に対応していく。
同責任者によると、乗車券購入時の「WeChat Pay」機能の導入は、同社がインターネット企業との提携をより強化し、高速鉄道網とインターネットの「双網融合(2つのネットワークの融合)」を促進して、資源共有・優位性の相互補完を実現する積極的な模索の一環だ。鉄道部門は、「WeChat Pay」の試験運用をもとに、サービス機能と技術保障の最適化・完備を進め、多様化・個性化する旅客サービスのニーズを満たすよう努め、旅客のモビリティ体験を持続的に改善していく。
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