【新華社バンコク11月9日】APEC第25回非公式首脳会議が10日から11日にかけてベトナム中部の都市ダナンで行われる。タイのパンヤピワット経営大学中国ASEAN研究センター長の湯之敏氏は会議の直前に新華社の取材に対して、「共に協議・共に構築・共有の精神を堅持している中国の計画は、アジア太平洋経済貿易の発展を推進し、世界経済の発展に役割を果たしている」と述べた。
中国の計画はなぜ効果的なのだろうか。湯氏の分析によると、中国の計画は、第1に、中国は開放を堅持している。第2に、中国はインフラ、貿易プラットフォーム、規則などの分野を含む相互連結を主張している。第3に、中国は共に協議・共に構築・共有を主張している」という3つの特徴を持っている。
湯氏はまた、「過去5年間の中国の世界経済への寄与率は、平均で30%に達した。中国経済の安定した発展につれて、中国の対外投資には顕著な変化が見られ、中国は資本輸出の大国になりつつある。現在、中国は資本を輸出するだけでなく、経済モデルと技術の輸出も大きな成果を収めている」と述べた。
湯氏は、中国のアジア太平洋及び世界経済の発展を推し進める効果は、まずガバナンスシステムにおける革新に表れていると考えており、「ガバナンスの効率が際立っている制度こそいい制度と言える」と評価した。湯氏はさらに、その効果は、供給側改革の措置が引き続き役割を果たし、国内経済の引き続いての安定的な好転を促進する点、革新を奨励する制度を制定する点、そして革新、協調、グリーン、開放、共有の新しい発展の理念を提案する点に表れていると指摘した。
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