【新華社北京11月8日】2017年アジア太平洋経済協力(APEC)経済首脳サミット「中国の夜」が現地時間7日晩、ベトナムのダナンで開催され、中国と海外の政界とビジネス界の代表者150名以上が出席した。「中国の夜」に出席した中国商務部の王受文副部長は、過去20年間、APECに参加する経済体が地域経済一体化の分野で大幅な進歩を獲得し、関税が50%以上引き下げられ、貿易額が4倍増加したことは、さらに多くの経済成長のチャンスがこの地域に幸福をもたらすことを意味していると述べた。
王副部長は、今の世界経済成長の活力は依然として不足しており、保護貿易主義が台頭しているが、アジア太平洋地域には世界経済の強化と持続可能な成長を推進する能力も責任もあるとの認識を示し、APECに参加する経済体は共に協力して世界貿易機構(WTO)の規則と権威を守り、地域経済一体化を強化し、地域貿易協定(RTA)と自由貿易協定(FTA)の分野でさらに多くの努力を払うべきだと述べた。
APEC「中国の夜」は、中国国際貿易促進委員会(CCPIT)、中国国際商会(CCOIC)、APEC中国経済理事会などの機関が共同で主催した。この活動は2009年にシンガポールで開催されたAPEC経済首脳サミットから始まり、中国企業が毎年APECの会議に参加するための重要なプラットフォームとなっている。
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