【新華社ベトナム・ダナン11月7日】2017年アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が、11月6日から11日までベトナム中部のダナンで開催されている。ベトナム商工会議所(VCCI)会頭、2017年APEC商工業界リーダーサミット主席であるブ・ティエン・ロック氏はこのほど、新華社記者の独占インタビューに応じ、会議期間中、APECメンバーの指導者と企業の対話が新しい改革、投資、革新の波をリードするだろうとし、ベトナムと中国がAPECの枠組みの下でさらに経済貿易協力を深めるよう希望すると述べた。
ブ・ティエン・ロック氏は、今年のAPEC会議のテーマは「新たなダイナミズムの創出と共通の未来の促進」だと述べた。現在、保護主義が日増しに活発化し、アジア太平洋地域の経済成長を脅かす要因の一つとなっている。このため、ベトナムはすべてのAPECメンバーと国際組織が協力し、アジア太平洋地域の経済協力・一体化の拡大と深化を通して、全地域または世界の成長を促進し、2020年までに貿易・投資自由化を実現するとのボゴール目標の徹底を促進するよう希望している。
同氏はこのほか、今回のAPEC会議がメンバーの政治的相互信頼、友情、相互理解を促進し、平和・安定・発展・繁栄のアジア太平洋地域を共に確立するよう願っているとし、国外の友人たちがベトナムという活力にあふれた国をさらに理解できるよう希望すると述べた。
同氏は、「ベトナムは投資・商業運営環境を引き続き改善し、より多くの外国からの投資を誘致し、経済面の競争力を高めていく。ベトナムは、APECの枠組みの下、中国との経済貿易協力をさらに深め、より多くの中国企業がベトナムに投資し、再生可能エネルギー、交通インフラなどの分野の新規プロジェクトや新規研究を打ち出し、ベトナム製品の中国への輸出のためより多くのチャンスを生み出すよう希望している」と語った。
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