新華網北京10月13日 2017年8月の中国天然ガス消費は対前年比30.4%増と、再び爆発的に増加した。上海で開催中のECF国際シェールガスフォーラムで、業界専門家は「消費の爆発的な増加は輸入需要を増大させ、中国の輸入天然ガスへの依存度は着実に上がるかもしれない。」と指摘した。しかし、供給面で、中国はいま、非在来型天然ガスの生産を徐々に増やしており、将来の成長性は期待されている。
中国国家発展改革委員会が新しく発表したデータでは、中国の2017年1月-8月の天然ガス生産量は対前年同期比10.8%増の978億立方メートル、天然ガス消費量は同17.8%増の1504億立方メートル、天然ガス輸入量は同24.8%増の570億立方メートル。
今のところ、国内の高い天然ガス需要に向き合い、中国は天然ガス供給で輸入にしか頼らないわけにはいかない。
国土資源部鉱物資源埋蔵量評価審査センターの張大偉主任は「中国のシェールガス生産量は2016年が78億8200万立方メートル、2017年が推計100億立方メートルに達し、米国、カナダに次ぎ、世界第3位に浮上する見通しだ」と語った。
シェールガス発展第「13次五ヵ年」規画によれば、中国はシェールガス生産量を2020年に300億立方メートルまで増やし、2030年に800億から1000億立方メートルまで増やすのを目指している。
(新華社より)
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