新華網北京9月14日 ボストンコンサルティング(BCG)、アリババ、百度(Baidu=バイドゥ)、滴滴出行(ディーディー)は13日、共同で報告を発表し、中国と米国がすでに世界のインターネット経済発展を推進する「2つのエンジン」になっており、中国のインターネット経済発展は今後、応用駆動型イノベーションから技術駆動型イノベーションへと前進するとの見通しを明らかにした。
『中国インターネット経済白書:中国のインターネットの特色の解説』と題するこの報告は、市場、ユーザー、競争構造などの角度から中米両国のインターネット産業を比較し、中国のインターネット経済の特色を分析している。
報告によると、中国のインターネット経済は全体として3つの顕著な特色を示している。1つ目に、大規模で独特である。中国のネットユーザーは7億1000万人で、インドと米国の合計に相当する。インターネットGDP成長率は6.9%に達し、インターネット大手とユニコーン企業(企業評価額が10億ドル以上のベンチャー企業)の数は、米国と同じく世界上位に立っている。
2つ目に、中国のインターネット産業の発展は急速で、大きな成長の潜在能力を備えている。インターネットの新しいアプリケーションやサービスの普及ペースが速く、多くの新しいアプリケーションの中国での浸透ペースは米国をはるかにしのいでいる。例えば、モバイル決済の規模はすでに、米国の70倍に達している。
3つ目に、中国のインターネット経済のバイタリティは高く、変動も大きい。サービスやアプリケーションの変化のペースが速く、インターネット産業では最前線の現象がより顕著だ。
(新華社より)
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