13日、北京で、中央企業の技術イノベーション推進会が開催されました。イノベーション型企業に認定された数は55社にのぼっているとのことです。
科学技術部の万鋼部長がこの会で、「中央企業はイノベーションの主軸として、多くの国家研究開発業務を担っている。最近では、大型旅客機の『C919』、港珠澳大橋(香港 のランタオ島と広東省珠海市およびマカオを結ぶ海上橋)、高速鉄道の『復興』、有人深海探査艇の『蛟竜』、宇宙ステーション『天宮2号』など、大きな成果を出している」と話しました。
データによると、中央企業が昨年度に投入した研究開発費用は3800億元で、現在ある産業技術イノベーション戦略連盟146団体のうち、中央企業がメインとなっているものが80%に達しています。また中央企業の所有する企業国家重点実験室が80か所あり、昨年度は中央企業40社が、全体の三分の一にあたる合計79件の国家科学技術賞を獲得しています。
国務院国有資産監督管理委員会の肖亜慶主任は、「技術のイノベーションにおける中央企業の重要性や戦略的役割が高まっている」と述べた上で、「制度作り、ハイレベルな設計、技術と資本の連携などを通じて、技術イノベーションにおける中央企業への支援を強化していく」と強調しました。
(中国国際放送局)
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