中国最初の自動車メーカーで、吉林省に本部を置く中国第一自動車グループ(一汽)はこのほど、中信銀行(国務院傘下の中央企業中信グループの企業の一つ)などの企業5社と吉林省長春市で開かれた中国・北東アジア博覧会において、海外の投資会社を共に発足させ、『一帯一路』関連地域での産業展開を加速する協定を結びました。
一汽の邱現東副総経理は「新しく発足させた一汽海外投資有限公司は資源を集め、中国企業による『一帯一路』関連地域での長期的な投資を支えるほか、自動車サービスと保障、金融サービスなどの市場を広げ、一汽が国際市場における産業チェーンの長所を固めていく」と紹介しました。
ここ数年間、新中国自動車工業のゆりかごとも呼ばれる一汽は海外市場に進出し、東南アジア、アフリカ、中東、ラテンアメリカの48カ国に展開しており、車や部品の輸出高は50億ドルを超えています。
(中国国際放送局)
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