新華網北京9月7日 中国外交部の耿爽報道官は6日、中国側は米韓両国に中国などの当地域内国家の安全利益と関心を重視し、即ちTHAAD(高度防衛ミサイルシステム)の配備を停止し、関連設備を撤去するようと強く促すと表明した。
当日の記者会見で、ある記者は、報道によると、残る4基のTHAAD発射設備が7日夜明けに韓国に配備するかもしれないが、中国側はこれに対しどのように評するのか、と質問した。
耿爽報道官は、中国側は関係動向に対し非常に関心を持って、「再び申したいのは、中国側は米国が韓国にTHAADを配備することを断固として反対する立場は明確的で、一貫して、揺ぎないのです」と述べた。
耿爽報道官は次のように表明した。韓国でTHAADを配備することは、関係国の安全懸念を解消できないどころか、地域戦略のバランスを著しく崩すものであり、中国を含む当地域内国家の戦略安全上の利益を損なうと同時に、朝鮮半島の緊張と対立をエスカレートさせ、半島問題をより複雑なものにする恐れがある。中国側は米韓両国に中国などの当地域国家の安全利益と関心を重視し、即ちTHAADの配備を停止し、関連設備を撤去するようと強く促す。
(新華社より)
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