新華網北京9月4日(記者/楊舒怡)高齢化や労働力の深刻な不足により、日本企業は数十年続いてきたやり方を転換しようとしている。アルバイトに頼るのではなく、正社員比率を高め、高い待遇と福祉によって労働力をつなぎとめておこうとしているのだ。
過去数十年、日本企業はコスト削減のため、できるだけ多くのアルバイトや契約社員を雇用し、正社員数を低水準に控えていた。ロイター通信によると、現在日本の3分の1を超える労働力はアルバイトや契約社員だという。
しかし、労働力の不足が日増しに深刻しているので、日本の企業は、大卒シーズンより前に大学に赴き求人を行ったり、アルバイトの正社員への転用を進めたりするなど、人材確保の方法をいろいろ考え始めている。
アルバイトの正社員転用は、企業にとって報酬や福祉の面での支出増加を意味するが、多くの企業はこの方がかえって採算が取れると考えるようになった。
(新華社より)
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