ロシアのラブロフ外相は1日、「ロシアは米国と朝鮮による交渉の再開や、協定の締結、朝鮮半島情勢の緩和を支持する」と表しました。
ロシア外務省の公式サイトによりますと、ラブロフ外相は同日、モスクワ国際関係大学で学生の質疑に応答し、「米国は現在、半公式的・半透明のルートを使って朝鮮との対話を行っている。もし交渉が再開し、朝鮮半島情勢の緩和にプラスとなる協定が締結できた場合、露米双方の共通した目標である半島非核化のため、ロシア側は全力を挙げて支持する方針だ」と示しました。
また、ラブロフ外相は「米国のティラーソン国務長官はこのほど、朝鮮に対する4つの『しない』原則を提出し、米国は朝鮮の体制の変化や崩壊、朝鮮半島の統一を加速させたいのではなく、38度線を越えるための理由を探しているわけでもないということを示した。ロシア側はそれを歓迎している。しかし、その原則は具体的な行動に移っておらず、6か国協議の再開を促進できない状態だ」と述べました。
(中国国際放送局)
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