ロシア外務省のザハロワ報道官は9月1日、「サンフランシスコの総領事館の閉鎖を求める米国のやり方は国際法を踏みにじるものだ。ロシアは対抗措置を講じる権利がある」と表明しました。
ザハロワ報道官は「米国は、 移民以外のビザの発給を一時停止したうえ、サンフランシスコの領事館を閉鎖した。政治とはかかわりのない数万人の両国民に不便を強いるもので、国民間の友好増進をないがしろにしている」と述べました。
さらに「こうしたやり方は、ただでさえ堅苦しかった両国のムードに水を差し、世界の喫緊の課題について協力する可能性が遠のいていく」と述べました。ロシア外務省は厳しく抗議し、対抗措置を講じる権利もあると表明しています。
(中国国際放送局)
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