国家商工総局の張茅局長は2日に行われた2017零細企業イノベーション発展に関するハイレベルフォーラムで、「中国の零細企業はスピーディーな伸びを見せており、雇用創出の重要な下支えとなっている。とりわけイノベーション型の零細企業は、経済のニューノーマルに新しい原動力を注いでいる」と述べました。
張局長によりますと、今年7月までに、中国の零細企業リストに登録された企業の数は7328万1000社に上り、国家統計局のサンプリング調査では、零細企業1社につき7~8人、個人事業主1人につき2.9人の雇用創出につながっているということです。
また、データによりますと、日本とヨーロッパの零細企業の生存期間は12年以上、アメリカは8年以上に達していますが、中国は僅か3年となっています。これについて、張局長は「今後、中国は市場参入のハードルを下げながら、効率を高め、市場秩序の規範化を進め、零細企業の市場競争力を向上させていく」と述べました。
(中国国際放送局)
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