新華網北京8月29日 中国人民政治協商会議（政協）第12期全国委員会常務委員会第22回会議が28日午前、北京市で開幕した。議題は、「正確な貧困者支援の実施において存在する問題と提案の実施」を中心とした提言と意見提出だ。兪正声中国共産党中央政治局常務委員・中国人民政治協商会議全国委員会（全国政協）主席が開幕式に出席した。汪洋中国共産党中央政治局委員・国務院副総理が会議に出席し、報告を行った。
汪洋副総理は報告の中で次のように指摘した。「中国共産党第18回全国代表大会以降、習近平同志を中心とした党中央は、貧困脱却の難関攻略を国政運営の重要な位置に置き、全党、全社会の力を動員させ、中国の反貧困闘争の攻略戦ののろしを上げた。我が国の貧困脱却攻略仕事は顕著な成績を上げているが、一部の地方には不正確な支援、実際的でない業務、品質の低さ、監督管理のゆるさ、貧困脱却の不安定さなどの問題も存在している。問題の方向性を堅持し、勇敢に問題点を認め、問題を直視し、真摯に問題を解決し、正確な貧困者支援を深く推進しなければならない。現行の標準や期限を堅持し、安定を維持しながら業務展開を進め、貧困脱却の目標達成を確保しなければならない。正確な方策を堅持し、「繍花（手間取る仕事）」にも断固として努力し、貧困者支援の実際の効果を高める。重点を際立たせることを堅持し、貧困地区政策支援の程度を拡大し、高齢者、重病患者、身障者などの重点貧困層への支援を確実に実施する。真実を求め、実践に務める姿勢を堅持し、貧困者支援分野での形式主義を厳しく戒める。真剣に難題に立ち向かう姿勢を堅持し、監督を厳格に評価し、攻略の責任を明確にする。成功の経験を総括、普及させ、社会の貧困者支援を強化し、貧困層内の活力を刺激し、貧困脱却攻略の相乗効果を形成する。」
杜青林中国共産党中央書記処書記・全国政協副主席が開幕式を主宰した。杜青林副主席は次のように述べた。「貧困脱却の攻略戦に勝ち取る意義は重大で、任務は巨大。全国政協は正確な貧困者支援を2年連続で常務委員会会議の特別議題としている。これは、全国政協が社会主義の協商民主を発揮する重要な経路及び専門協商機関の役割であり、党と国家の政策方針、重大改革措置、重要な配置決定の徹底した実行状況に対して実施する民主的監督の重要な実践行動である。常務委員会メンバーが会議の議題をめぐり、自由に発言し、提案や意見を提起し、正確な貧困者支援、貧困脱却の持続的な推進、貧困脱却攻略戦の勝利のため知恵と力を提供するよう希望する。」
（新華社より）
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