夏真っ盛りの新疆維吾爾(ウイグル)自治区塔克拉克牧場は一面に緑の草原が広がり、浙江省から同自治区に初めて旅行に来たという蒋邁先さん(74)は「まるで別世界」と感激した。
蒋さんら旅客520人は最近、浙江省の水郷・杭州から観光列車「詩画浙江—阿克蘇(アクス)号」に乗り、16日間かけて、天山山脈の南側に位置する新疆の阿克蘇(アクス)地区に到着した。その途中では、青海湖やクンブム・チャムパーリン寺、莫高窟、托木爾(トムール)大峡谷、天山天池など、美しい景色や観光地を堪能した。
「詩画浙江—アクス号」は、浙江省と新疆維吾爾自治区を結ぶ初の観光列車。アクスの観光の発展を推進し、同地の観光の評判を上げることで、一人でも多くの観光客を呼び込みのが狙いだ。
大学生の姚江敏さん(20)は、亀■(■は滋のつくり)らしい雰囲気の美しい踊りに魅了され、古代オアシスに栄えた庫車(クチャ)王府の200年以上の輝きと静けさを堪能した。そして、「アクスのクチャが亀■文化の発祥地であることを以前から知っていた。ここがとても好きなので、来る前にはいろいろと勉強してきた」と話した。
新疆は今、観光のゴールデンシーズン。北京市、天津市、河北省、広東省から新疆に向かう観光列車など、天山の南北に向かう観光列車が現在どんどん増えており、安徽省や福建省から同地に向かう列車の計画も現在進められている。
(人民網日本語版)
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