新華網ピョンヤン7月17日(記者/程大雨 朱龍川)朝鮮は最近、「双方の政治的・軍事的対決状態が緩和されてようやく、朝鮮と韓国はスポーツ・文化交流及び人道主義協力の実施が可能になる」との見解を示した。
朝鮮の『労働新聞』と『民主朝鮮』は15日と16日に文章を掲載し、韓国の文在寅大統領が最近ドイツを訪問した際に提起した朝鮮半島平和構想についてコメントした。
離散家族の再会やスポーツ交流・協力などに関する文大統領の提案に対し、掲載文は、「朝鮮側は北南間のスポーツ文化交流や人道主義的な協力事業を否定せず、また、このような事業をいつまでも中断したままにすべきではないと一貫してみなしている。」と伝え、更に「北南関係の根本的な改善は民族全体の共通の声であり、北と南が共に取り組むべき最初の一歩は、当然のことながら北南関係の根本問題となっている政治的・軍事的対決状態を解消し、解決することだ」と伝えている。
文章はまた、「『韓国の執政者』の就任後、北南の緊張状態は緩和されておらず、米韓の合同軍事演習が実施され、米国の朝鮮への軍事的な脅威と挑発がそれにすぐ続き、周辺諸国の反対を顧みず、『THAAD(終末高高度防衛ミサイル迎撃システム)』配備を頑なに既成事実化させた。」と指摘する。文章は更に、「韓国は対話再開を提起する一方で、米国の対朝鮮制裁に従って圧力をかけ、朝鮮を国際的に孤立・扼殺させようとする雰囲気を作り出している。このようなやり方は韓国の前政権と変わらず、『相手の心を動かすことなどできない』」。と伝えている。
(新華社より)
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