米国のトランプ大統領は15日、ホワイトハウスの特別顧問として元連邦検事の弁護士タイ・コブ氏を任命しました。米国メディアによりますと、コブ氏はロシアが米大統領選介入でトランプ陣営と共謀したという疑惑への対応に当たるということです。
ホワイトハウスは声明を発表し「コブ氏はワシントンにある弁護士事務所のパートナー弁護士として、調査と証拠立証業務に取り組んでいる。コブ氏はハーバード大学卒業後、ジョージタウン大学法学部で学位取得した」と明らかにしました。
トランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏が昨年の大統領選の期間中、ロシア人弁護士と面会し、「ロシア政府が提供した」とされる民主党のヒラリー・クリントン候補が不利になる情報を手に入れたという事実が最近明らかになりました。
会談に関する供述には相違点があるため、トランプ大統領の長男は自らメールを公開しました。しかし、メールの内容が選挙法に違反しているとみられ、騒ぎが収まる気配はありません。
(中国国際放送局)
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