香港への思い、国家観、世界的な視野
林鄭月娥氏は第5回香港行政長官選挙に参戦していた頃、香港の青年を香港への思いや国家観、世界的な視野を備えた次世代として育て上げたいとの見方を示していた。林鄭月娥氏はインタビューの中で「香港への思いと国家観とは衝突することはなく、私たちは香港の歴史や文化、政治、社会の発展状況を子供たちにより多く理解させることができ、また彼らに国民としての身分を認めさせなけれなりません。」と語った。
このために、特別行政区政府と社会はどうするべきか。林鄭月娥氏はそれには教育が欠かせないとみなしている。林鄭月娥氏は、幼児の段階で「私は中国人」という概念を育て始め、小中学校の段階で、中国史の授業を中学校の必修科目に組み入れるべきだと提起する。また、学校以外の場で、特別行政区政府は子供たちがより多くの中国文化に触れることができるよう力を入れ、香港青年に国の最新の発展状況について理解させる必要がある、としている。