『日本経済新聞』が6月6日に伝えたところによると、日立製作所はこのほど、同社が製造した超高速エレベーターのスピードテストで分速1260メートル(時速75.6キロ)を計測したと発表した。このエレベーターは広州市の超高層ビル「広州周大福金融中心」に設置される。分速1260メートルは世界最速となる。単純に計算すると、3分で富士山の山頂に到達し、約30秒で高尾山(標高599メートル)の山頂に到達するスピードである。
現在運行中のエレベーターでは、三菱電機が2016年7月に中国最高層ビル「上海中心」に設置したエレベーターが世界最速で、最高で分速1230メートル(時速73.8キロ)に達する。
(チャイナネット)
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