美団点評の高級副総裁を務める陳少暉氏は、ゴールドマン サックスが香港で開いた『TechNet』に招待参加し、そのなかで『中国食品工業がデジタル化と抱き合う』というタイトルの講演を行った。
陳少暉氏は、中国が飲食文化の大国で、美食が中国人の生活に欠かせない一部であり、どのようにより良いものを食べるかが各個人と各家庭の関心事となっていると紹介。ところが、テレビなど高度にインターネット化された娯楽に比べ、中国の飲食サービスにおけるデジタル化の程度は非常に低く、わずか6%にとどまっていると指摘した。
「中国飲食産業のデジタル化の水準向上を後押しし、大衆がどのようにより良いものを食べるかという問題の解決を助けることに、美団点評は今取り組んでいる」と話した。
「私たちは現在、全国で毎日1千万セットのデリバリーを行い、消費者の食事方式の問題を解決した。もし、消費者が何を食べてよいか分からなければ、大衆点評がレストラン探しの問題を解決する。将来的には食事をベースに、おいしく手軽なだけでなく、健康的で安全なものを食べる手助けをできるよう、さまざまな角度から飲食と大衆の食事の問題について、インターネットを使い、価値の創造、問題の解決、効率の向上を図る」と説明した。
美団と大衆点評は、中国の飲食消費者と飲食業者のなかで最も影響力を持つインターネットブランドとなった。インターネットが発達している時代において美団点評は、開放プラットフォームを打ち立て、「マーケティング、IT、金融、経営の権限付与」という「4大権限付与」で、業者によりインテリジェントで全面的なサービスを提供する一方、O2Oリアルタイム インテリジェント手配システムなどの科学技術イノベーションを通じ、伝統産業とインタネットの抱擁、デジタル化との抱擁を先導している。
資料によると、美団点評公司は世界トップのワンストップ生活サービスプラトフォームで、消費者6億人超と優良業者450万社超に、オンラインとオフラインをつなぐ電子商取引ネットワークを提供。現在の1日当たり注文件数は1800万件を超える。各個人がより良い食べ物を食べ、より良い生活を送れるようにする使命を負い、その業務は200件を超える豊富な品種と、2800カ所の都市 区 県のネットワークをカバーし、飲食、デリバリー、ホテル 観光、美容、家庭、レジャー 娯楽などの分野で市場トップとなっている。
(チャイナネット)
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