新華網北京6月9日(記者/孫孙奕、鄭明達)BRICSメディアのハイエンドフォーラムが7日から8日にかけて北京で行われ、BRICS5か国から来た主流メディア27社の責任者がフォーラムに出席した。出席者の代表は各分野の協力強化について広範なコンセンサスに達し、『BRICS諸国のメディア間の協力強化に関する行動計画』を共同で発表した。
BRICSメディアのハイエンドフォーラムの執行会長である新華通信社の蔡名照社長が開幕式を主宰し、「BRICSメディア間の協力を深め、共同建設・共同享有・ウィンウィンを実現させよう」と題する基調講演を行った。蔡社長は、フォーラムの開催成功は、今年の9月にアモイで開催予定のBRICS首脳会合に良好な雰囲気を作り出し、BRICS諸国間の協力・交流が絶えず深まるよう推進するのに役立つだろうと指摘した。
蔡社長は次のように表明した。BRICS間の協力という大きな木には、すでに枝や葉が茂っているが、絶えず水や肥料をやる必要がある。BRICS諸国のメディアは「庭師」としての役割をしっかりと担い、BRICS間の協力に友誼と相互信頼という栄養を与え、BRICS諸国の発展の成果を一層充分に示し、 BRICS諸国の各分野における交流をより深く推進して、BRICSの声をはっきりと響かせ、国際通信(international communication)がより公平・合理的な方向に向けて発展するよう推進していくべきだ。
フォーラムでは『BRICS諸国のメディア間の協力強化に関する行動計画』が発表され、次の6方面についての提案が提起された。即ち、国際世論のバランスを共に守る、メディア社会の責任を共に強化する、民衆の心の通い合いを共に促進する、メディア間の協力分野を共に広げる、BRICSのデジタルメディアを共に構築する、金融情報サービスを共に展開する。
フォーラムに参加したBRICS諸国のメディアは次のようにあまねくみなしている。メディア間の交流・往来はBRICS諸国の民意の基盤を一層固め、BRICS諸国のアイデンティティを強化するのに重要な意義を持つ。BRICS諸国のメディアにおける協力の内包、協力の深さ、協力の広さは、BRICS諸国間の戦略パートナーシップと共に開拓・深化されるべきだ。
(新華社より)
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