新華網ジュネーブ6月9日(記者/凌馨)国連貿易開発会議(UNCTAD)が7日発表した報告は、2016年、世界の海外直接投資(FDI)が減少する中、中国のFDIは増加し、世界第2位の対外投資国になったのを示している。
UNCTADが同日発表した「2017世界投資報告」によると、世界の経済成長が低迷し、多国籍企業の予想した政策リスクが比較的に高い状況の下で、2016年の世界のFDIは前年比2%減の1兆7500億ドルとなった。このうち、先進国のFDIは同比11%減となった。昨年、米国のFDIは小幅に減少し、2990億ドルとなったが、世界最大の対外投資国の座は維持した。
報告によると、2016年、中国のFDIは同比44%増の1830億ドルに達し、オランダや日本を抜いて世界第2位となった。中国の外資導入額は1340億ドルで、米国と英国に次いで世界第3位となった。
(新華社より)
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