アメリカのトランプ大統領とオーストラリアのターンブル首相は4日、ニューヨークで首脳会談を行いました。双方は、今年1月の電話会談で、難民の受け入れ問題で対立しましたが、今回の会談を通して、両国関係を修復しようという狙いがあるとみられています。
メディアの報道によりますと、トランプ大統領は、1月28日、ターンブル首相と電話会談を行った際、オバマ前政権とオーストラリア政府が合意した難民の受け入れ協議について不満を示し、「史上最悪の協議だ」と言って、予定していた1時間の会談を25分間で切り上げてしまったということです。
4日のターンブル首相との会談について、トランプ大統領は記者団に対して、「両国関係はとてもよい」としたうえで、「この前、ターンブル首相との電話会談をメディアが誇張して報道した。それは偽りのニュースだった」と述べました。
一方、ターンブル首相は、「両国は難民の受け入れ問題をすでに解決した」と明らかにしました。
(中国国際放送局)
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