新華網北京4月28日(記者/于佳欣、何暁源)中国米国商会はこのほど、『2017年度在中国米国企業白書』を発表し、そのうち、中国の投資環境について質疑を提起し、中国の外国企業及びその投資に対する差別的待遇があるとしている。
商務部の孫継文報道官は27日、中国の全体的な投資環境は悪化しておらず、絶えず改善されており、中国の開放の大きな扉はますます大きく開かれるだけだと回答した。
孫継文報道官は次のように表明した。中国は現在、外資参入への規制措置を大幅に減少しつつあり、『外商投資産業指導目録』を2度、改訂した。最近の改訂で意見を公募し、意見募集稿で2015年版の93条の規制措置を62条に減少する。自由貿易試験区投資制限(ネガティブ)リストが絶えず縮小され、2013年の193項目から現在の122項目に大幅に減少し、今後にかけてさらに縮小すると見られる。
このほか、中国は外資系企業の投資管理体制改革を早急に推進している。『外資企業法』などの4つの法律を改正し、特別管理措置の枠外にある外資系企業に対し審査許可から届け出管理へと設立・変更する。さらに、公平な競争環境の創設と管理に向けて強度を引き上げ、資格許可、標準制定、政府調達、「中国製造2025」政策支援などの方面で、中国資本と外国資本の企業に同等の待遇を与え、外資のサービス業、製造業、採鉱業などの分野における外資参入規制をより一層、緩和する。
白書の調査によると、2016年に中国での事業経営が黒字になったと回答した企業は2015年の64%から68%に増加した。孫継文報道官は世界経済が複雑で変化に富み、不透明感が増している背景のもとで、このデータは13億人余りの中国という巨大市場の開放が縮小することなく、拡大していることを十分に反映していると述べ、また「中国の全体的な投資環境は悪化しておらず、絶えず改善されている。」と述べた。
孫継文報道官は「私が強調したいことは、外資吸収は中国の対外開放の基本的国策の重要内容だ。中国の開放の大きな扉は永遠に閉ざされることはなく、ますます大きく開かれるだけだ。」と語った。
(新華社より)
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