新華網北京4月28日(記者/于佳欣、何暁源)商務部が27日発表したデータによると、第一四半期には、中国と「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線諸国が経済貿易協力分野において良好な発展の勢いを維持し、二国間の貨物貿易総額が1兆6553億元を上回り、前年同期比26.2%増だった。
商務部の孫继文報道官は27日の定例記者会見で、次のように紹介している。今年の第1四半期には、中国と「一帯一路」沿線諸国の貨物貿易の規模が絶えず拡大しており、そのうち沿線諸国に対する輸出額は前年同期比15.8%増の9376億元で、同時期の中国の輸出総額の28.2%を占めた。また、中国の沿線諸国からの輸入額は前年同期比42.9%増の7177億元で、中国の輸入総額の25.0%を占めていた。
また、双方向の投資協力が絶えず開拓されている。第一四半期に「一帯一路」の沿線諸国が対中投資のために新設した企業は前年同期比40%増の781社で、外資が実際に投入した金額は84億5000万元だった。
また、中国と「一帯一路」沿線諸国の経済貿易協力には「中国製造」「中国建設」「中国サービス」がますます人気を集め、サービスアウトソーシング(Service Outsourcing)の協力が一層深まり、貿易と投資の利便化レベルが継続的に向上しているなどの特徴も表れている。
商務部のデータによると、今年第1四半期に中国と「一帯一路」沿線諸国が新たに締結したサービスアウトソーシングの契約金額は前年同期比33.9%増の261億2000万元、執行額は前年同期比18%増の164億1000万元で、それらが中国のオフショア・サービスアウトソーシングに占める割合は、それぞれ17.7%と17.6%だった。
孫继文報道官はまた、商務部がサミットフォーラムの開催中に「スムーズな貿易の推進」をテーマとしたパラレルセッション(parallel session)を主催する予定だと表明している。現時点までに、すでに閣僚級の高官及び国際機関や企業の代表を含む外国人ゲスト100人余りの当セッションへの参加を確認しているという。
(新華社より)
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