新華網北京4月14日 「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力ミットフォーラムが一ヶ月後に北京で開幕する。「一帯一路」は中国が初めて提唱する国際協力に関する提案で、サミットフォーラムは初の主催となり、この2つの「初」は今回のフォーラムに重大で計り知れない意義を与えている。フォーラムのテーマである「国際協力の強化、『一帯一路』の共同構築、ウィンウィン・発展の実現」は開催国の度量と知恵を現し、各国が一致協力して難関を切り抜け、繁栄へまい進するという共通の願いを伝えている。
習近平主席が「一帯一路」構想を提起してから3年余りにわたり、「一帯一路」構築は無から有へ、点から面へと発展し、その進度と成果は予想を上回ってきた。100余り国と国際組織が積極的に応え、40余り国と国際組織が中国と協力協定を締結した。経済回廊の建設が着実に推進されたところから相互接続・ネットワークが徐々に形成されたところまで、そして、貿易・投資の大幅な増加から重要なプロジェクト協力の着実な実施まで、古今を貫き、陸・海を統一的に発展させ、天下に恩恵をもたらす「一帯一路」構築は、包容・相互学習の東方の知恵を含んでおり、知識と行動が一致する中国の担いを見届けてきた。
「『一帯一路』などの経済協力イニシアティブの構築を歓迎する」。昨年末、この提案が第71回国連総会決議に初めて書き込まれ、また加盟国193 か国の一致した賛同を得た。中国の方案が「うねりとなって四方に広がり」、これまでに最も歓迎される国際公共財となった一つの重要な原因は、それが協力・ウィンウィンの時代の流れと各国の発展の加速に対する切実な願いに応じ、協商、共同建設、共同享有の三大原則によって、中国のチャンスと各国の発展を融合させたことにある。
今回のフォーラムの趣旨は、中長期的な協力の取り組みを提起し、「一帯一路」の長期有効的な協力メカニズムの共同構築について研究討議して、より緊密で実務的なパートナーシップのネットワークを構築することにある。「一帯一路」構築を契機に、各国間の疎通と協調を強化し、相互信頼を増進することは、経済のグローバル化をより広く恩恵を与え、包容的でバランスのとれた方向に向けて推進するのに役立つだけでなく、異なる文明の交流と相互学習を推進し、人類運命共同体を構築するための重要な実践にもなるだろう。
まもなく開催されるサミットフォーラムに望みをかけ、我々は各当事者が誠実に交流し、衆人の英知を集めて、「一帯一路」構築の大計について共に話し合うことができることを期待している。また、我々は正しい方向を堅持し、くぎを打ち付ける精神で「一帯一路」構築を推進しさえすれば、各当事者が必ず協力・ウィンウィンのシンフォニーを奏で、繁栄・発展の新しい絵巻を共に描き出すことができると堅く信じている。
(新華社より)
推薦記事: