新華網北京4月5日(記者/侯雪静)3月31日に招集された中国共産党中央政治局会議では、貧困脱却の堅塁攻略における仕事の全過程や各方面で厳格に求めることを貫くべきで、貧困脱却の攻略の仕事の報告制度、責任制度、審査制度及び監督検査・巡査制度を厳格に実行し、貧困脱却の堅塁攻略における仕事目標と任務の完成を保証せねばならないと強調された。
中国人民大学反貧困問題研究センターの汪三貴センター長は、会議の精神の重点は貧困脱却の堅塁攻略の各仕事を「着実に」行うことにあり、これは一部の地域に存在する前触れ的、傾向的な問題に警鍾を鳴らすものだと述べている。
去年は貧困脱却の堅塁攻略における初戦の年にあたり、通年で貧困人口を1240万人減少させ、喜ばしい成績をあげたことは、「一部の地域に貧困が一挙に成し遂げられるものだと勘違いさせ、また個別の地域でも功を焦り、それらが貧困脱却の堅塁攻略に形式主義をもたらした。」と汪センター長は語っている。
専門家は、貧困脱却の堅塁攻略を把握するには必ず「厳」という字を前面に押し出さねばならないことが強調されたのは、現在一部の地域でさらけ出された貧困脱却の堅塁攻略に真剣に取り組まない、度重なるデータ値の吊り上げ、データ上の貧困脱却、偽りの貧困脱却といった一連の堅実でない貧困脱却の堅塁攻略の仕事を進めるやり方に対して提起されたのだとみなしている。
国務院貧困扶助弁公室は今年も、監督検査・巡査を強化し、昨年に監督検査・巡査により発見された顕著な問題に対して「再検査」を行い、財政の農業関連資金の統合、貧困扶助資金の管理・使用、移住による貧困扶助などの状況に対して特別検査を展開し、精確な貧困脱却施策が執行できるよう保証するという。
(新華社より)
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