広東省の広州白雲国際空港の第4駐車場で3月30日午前、近未来的な外観の白い小型車がゆっくりと動き出し、障害物を避けたり、車線変更したり、加速しており、その場にいた人々は「ねえ、見て!車が勝手に動いている」と興味深げに眺めていた。この小型車は駐車場内を機敏に行き来しているが、よく見ると車内は乗客だけで運転手がいない。これは広州市で初めて導入された自動運転車で、中国の空港で初の導入となった。人民日報海外版が伝えた。
この自動運転車には4つの対面式座席がある。乗客は荷物を持ったまま乗車し、ボタンを押したり、足でブレーキやアクセルを踏んだりする必要もなく、完全な自動運転を実現している。同空港に着いた旅客は第4駐車場で「車の自動予約」を行えば、自動運転車が特定の駐車スペースまで送ってくれる。この自動運転車は駐車場内で他の車両や歩行者を自動で識別できるため、衝突することなく自動で停車するという。
(人民網日本語版)
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